****************************************************************************** * * * LCD−D15T サポートソフト * * * * Copyright (C) 1998 I-O DATA DEVICE,INC. * * * ****************************************************************************** ● 概要 このディスプレイドライバ(LCD−D15T)は、アイ・オー・データ製 LCD−D15Tに添付されている専用グラフィックボード上で動作します。 ● 対応パソコン Windows 95 または WindowsNT 4.0 が動作する PCIバス 2.1以上搭載のPC98-NX シリーズまたはDOS/Vマシン ● 対応OS * Windows 95 : ドライバは WIN95 ディレクトリ * WindowsNT 4.0 : ドライバは WINNT40 ディレクトリ ● ドライバのインストール方法 ドライバのインストールについては、マニュアルをお読み下さい。 * 注意 WindowsNT 4.0 の場合、OSのインストールとドライバのインストールは 同時に行えません。 一度OSをVGAでインストールした後で、ドライバを マニュアルの手順に従い、インストールしてください。 ● サポート解像度(最大周波数)と色数 [ CRT のみ ] 640x480 (85Hz) 256色 / ハイカラー / フルカラー 800x600 (85Hz) 256色 / ハイカラー / フルカラー 1024x768 (85Hz) 256色 / ハイカラー / フルカラー 1152x864 (85Hz) 256色 / ハイカラー / フルカラー 1280x1024 (75Hz) 256色 / ハイカラー 1600x1200 (70Hz) 256色 / ハイカラー 2048x1536 (60Hz) 256色 [ LCD, LCD+CRT ] 640x480 (60Hz) 256色 / ハイカラー / フルカラー 800x600 (60Hz) 256色 / ハイカラー / フルカラー 1024x768 (60Hz) 256色 / ハイカラー / フルカラー ● ファイルの内容 [\] GACTL DL_ ディスプレイエフェクト GACTLCUR IN_ カーソルデータファイル GACTLE CN_ ディスプレイエフェクト英語ヘルプコンテンツ GACTLE HL_ ディスプレイエフェクト英語ヘルプ GACTLJ CN_ ディスプレイエフェクト日本語ヘルプコンテンツ GACTLJ HL_ ディスプレイエフェクト日本語ヘルプ GACTLRS EX_ 再起動用プログラム(Windows95用) GATR02 BM_ 製品ロゴのビットマップファイル GATRAY EX_ ディスプレイエフェクト起動プログラム MSVCRT DL_ MSVCユーティリティ用DLL PCIINFO EXE PCI情報表示ユーティリティー PCIINFO TXT PCI情報表示ユーティリティーの説明ファイル README TXT このファイル TRVESA COM DOSプロンプト用VESA(TSR) [\WIN95] EXTMON INF 液晶モニタ用インストール情報ファイル GATR02 DL_ DirectX用DLL GATR02 DR_ グラフィックドライバ GATR02 INF グラフィックドライバ用インストール情報ファイル GATR02 VX_ ミニVDD GATR02DS DL_ グラフィックドライバ設定用DLL [\WINNT40] GATR02 DL_ グラフィックドライバ GATR02 SY_ ” GATR02 INF グラフィックドライバ用インストール情報ファイル ● ディスプレイエフェクトについて ディスプレイエフェクトの機能については、マニュアルかヘルプをお読み下さい。 [ドライバの設定] ダイアログ(WindowsNT 4.0 では使えません)は、各項目の チェックをはずすとその機能をソフトウェアーで実行します。 初期値は全てチェックが付いた状態(ハードウェアで処理する)です。 ● ディスプレイエフェクトのカラー補正について ディスプレイエフェクトのカラー補正の範囲は、マウスで微調整し易い範囲に 設定してあります。 もしその値(最小値、最大値)を変更したい場合は、以下の方法で変更できます。 範囲を変更しない場合は、カラー反転後に値を調整すると反転値とは異なる値に なります。 (1) ウィンドウズのディレクトリにGACOLADJ.INIというファイルを作ります。 (2) [CrtColAdj]というセクションを作ります。(オーバーレイの補正は、 [OverlayColAdj]というセクション) (3) セクションの下に以下の項目と値を書きます。 GACOLADJ.INIファイルやセクション、項目が無い場合はデフォルト値を 使います。 デフォルト値は [] の値です。 BiasMin = ... バイアスの最小値(0 以下を書く) [-20] BiasMax = ... バイアスの最大値(0 以上を書く) [20] GainMin = ... ゲインの最小値を100倍した値(100 以下を書く)[80] GainMax = ... ゲインの最大値を100倍した値(100 以上を書く)[120] GammaMin = ... ガンマの最小値を100倍した値(100 以下を書く)[50] GammaMax = ... ガンマの最大値を100倍した値(100 以上を書く)[150] (4) ディスプレイエフェクトを立ち上げ直す。 カラー反転しても補正可能な値は、以下の通りです。 BiasMin = -256 BiasMax = 511 GainMin = -300 GainMax = 300 GammaMin = 30 GammaMax = 300 (注)最小値、最大値の値によってはおかしな動作をすることがあります。 その場合はデフォルト値に戻す(GACOLADJ.INIファイルを削除してもよい)か、 値を変更(最小、最大値の間を狭めるなど)してください。 ● ディスプレイドライバのオプションについて WindowsNT 4.0 のディレクトリに作られる、ディスプレイエフェクト用情報 ファイル(GATR02.INI)の [GATR02]セクションに、ディスプレイドライバ用の オプションを指定できます。 これらオプションの大文字/小文字を間違えないでください 全て、再起動することで有効になります。 GATR02.INIファイル [GATR02] OpenGL=1/0 OpenGLのハードウェアサポート 1:サポートする (デフォルト) 0:サポートしない * 注意 この機能は、WindowsNT 4.0 でのみ有効です。 Windows 95 では、意味があり ません。 [GATR02]セクションには、他のオプションの指定がされていますが、 上記以外のオプションは変更しないでください。 ● DOS用 VESA BIOS(TSR)について DOSで動くゲームやアプリケーションで、VESAの解像度(320x200以外)を 使用しているものは、このプログラム(TRVESA.COM)を実行しておいてください。 このTSRは VESA BIOS 2.0 をサポートしています。 ● 注意事項 * 電源を入れた直後は、必ずLCD+CRTの状態で立ち上がります。 (どちらかのモニターが無くても表示できるためです) * 自社製品のGA-VCP/PCI、GA-BCTV/PCIをこのボードと同時に使用する場合は、 [ドライバの設定] で [Direct3D] のチェックをはずしてください。 * 自社製品のGA-VCP/PCI、GA-BCTV/PCIをこのボードと同時に使用している場合 は、256色のオーバーレイ上でハードウェアカーソルが見えません。 * 解像度の切替えは、「ディスプレイエフェクト」で行ってください。 「ディスプレイの詳細」で切り替えた場合はおかしくなる場合があります。 特にデュアルビュー用の解像度(640x960,800x1200,1024x1536,1280x480, 1600x600,2048x768)には、切り替えないでください。 * ハイカラー、フルカラーのカラー補正は、明るさの変更のみ行えます。 色合いの調節はできません。 ただし、デュアルビューの場合はLCD(液晶モニター)側のカラー補正は 行えません。 * マウスポインタがソフトウェアカーソル(ソフトウェアカーソルについては マニュアルを読んでください)になっている場合は、画面の描画速度が1〜3 割ぐらい落ちます。 少しでも高速にしたい場合は、コントロールパネルの「マウス」を起動し、 「マウスのプロパティ」ダイアログの「ポインタ」で "Windowsスタンダード" に、また 「動作」で "ポインタの軌跡" を表示しないように設定にしてください。 またタスクバーのプロパティでタスクバーを "常に手前にしない" 設定にして ください。 * 以下の場合、マウスポインタは強制的にソフトウェアになります。 (1) デュアルビューになっている場合。 (2) 解像度がフルカラーの1152x864以上の場合。 * 以下の条件でのみデュアルビューは使用できます。 (1) ハイカラーで、LCD+CRTに切り替わっている場合のみ。 * デュアルビューになっている場合は、オーバーレイは使えません。 * デュアルビューからDOSプロンプトやDirectDrawに切り替わるときは、 シングルビューになります。戻るときにデュアルビューに切り替わります。 * デュアルビューの状態で、DirectDrawの初期化(ディスプレイエフェクトを開く)など を行うと、液晶(LCD)モニターの方が一瞬フラッシュしますが、レジスタを チェックするときに起こる現象です。 * デュアルビューやビッグスクリーンを使っている場合、その表示解像度以外の 解像度のDirectDrawは、おかしく表示されます。 * オ−バーレイ、DirectDraw、ハードウェア3Dは、使用するメモリーにより 使えないことがあります。 特にビデオメモリーを多く使う、フルカラーやハイカラーの高い解像度では これらの機能は使えないことがあります。 * Direct3Dを使うゲームやアプリケーションで、おかしな動きをする 場合は、ディスプレイエフェクトの「ドライバ設定」のダイアログで、 「Direct3D」項目のチェックをはずしてください。 * IE4.0のチャンネルバーが立ち上がっている状態では、再起動ありの色数変更は できません。 ● バージョンアップサービスおよび問い合わせについて 弊社IOS-NETおよびNIFTY-Serveにおいて、サポートソフトウェアの最新バー ジョンの差分ファイルを提供しています。ご自由にダウンロードしてご利用 ください。また問い合わせに 関しても受け付けますので、ご利用ください。 IOS-NET ・アクセス電話番号:076-234-9811(金沢) 03-5295-6570(東京) 06-368-2291(大阪) 166-77100(VTX網) (300/1200/2400/9600/14400/28800/33600bps MNP5) ・回線数:7 ・漢字,文字コード:S-JIS ・通信速度:300/1200/2400/9600/14400/28800/33600(自動判別) ・通信方式:全二重 ・データビット長:8ビット ・パリティチェック:なし(NONE) ・ストップビット:1ビット ・フロー制御(Xコントロール):行う(XON) ・シフト制御(Sコントロール):行わない(SOFF) ・ゲストID:GUEST 又は IOS00000 ・ゲストパスワード:なし ・ゲスト利用の制限:アクセス時間は30分 NIFTY-Serve ・アイ・オー・データ・ステーション (GO SIODATA) InterNet URL ・http://www.iodata.co.jp